令和2年度フォローアップⅠ研修  5/19開催

このご時世で今回の研修開催が危ぶまれましたが、感染対策をしっかり行ったうえでフォローアップ研修を開催することができました。
今回は医療安全・感染対策・グループワーク・医療機器(輸液・シリンジポンプ)の取り扱い・褥瘡ケアについて学びました。

医療安全ではインシデント・アクシデントの定義や医療事故の種類、万が一起きた場合の報告書の書き方からコミュニケーションエラーについて学びました。講義内ではジェスチャークイズもあり、人にメッセージを正確に伝える難しさを学びました。

 

次に感染対策です。当院には感染対策の認定看護師が在籍しています。今回は職業感染の話を中心に、感染経路や感染対策の話をしてもらいました。実技ではリキャップしない針の片付けを行ってみました。

 

グループワークでは看護師になってよかったこと・嬉しかったこと、どんな看護師になりたいか、困っていることについて話し合いました。

今年から各病棟の主任や副師長にファシリテーターとして入ってもらいました。最初は緊張気味でしたが、途中からは打ち解けてきたのか笑い声も聞かれるようになりました。

 

医療機器(輸液・シリンジポンプ)の取り扱いでは臨床工学技士から輸液ポンプとシリンジポンプの使い方や注意事項について教えてもらいました。実際病棟では輸液ポンプを使用する機会が多いので、皆さん真剣に講義を受けています。

 

最後に褥瘡ケアについて学びました。当院には皮膚排泄ケア認定看護師が2名在籍しています。褥瘡とは何か、医療現場で起きる皮膚障害、スキンケア、オムツの種類と選択について実際の事例の写真を交え講義を受けました。

 

学生から社会人として生活環境が変化し、心も身体もまだ慣れていない状況だと思います。

また今年はコロナウイルスの影響で世の中が未曾有の状態となり、新人さんも先行きが見えず不安だろうと思います。

今はつらい時期ですが一緒に乗り越えましょう。次は7月です!