令和3年度 看護補助者研修 8月5・6・25日開催

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JR札幌病院看護部では医療(看護)チームの一員としての役割を理解してもらうため、看護補助者(介護士さん・介護職員初任者研修さん・看護助手さん)を対象に、看護補助者の研修を年1回開催しております。今回は研修の一部を紹介したいと思います。

はじめに【組織の役割・理解】について副看護部長から講義です。
病院及び看護部の理念や、集団と組織の違い、看護補助者と介護士の業務規程と業務範囲の違いについて学びました。組織やその活動を知り、組織の提供する資源を有効活用することで、患者さんにより良いサービスを提供できますね。

次に【感染対策】について感染管理認定看護師からの講義です。
この講義では経路別予防策の講義や、実際に個人用防護具の着脱を実際体験してもらいました。標準予防策を徹底していれば、接触感染・飛沫感染の対策はバッチリ!個人防護具の着用と手指衛生が基本となることが理解できました。個人的には消毒薬(ハ〇ター)の使い方が家でも応用できると思いました。どんな使い方をするのか知りたい方は入職して研修を受けてみてください(笑)。

次に【認知症】の講義です。eラーニング(ネットワークを利用した教育システム)を用いて、認知症を患っている患者さんが財布がないと探し出す・部屋を間違えて入ろうとする、などよくあるパターンについて正しい対応、間違った対応について学びました。

次に【感染対策の実際】についてコロナ病棟に勤務している副師長から講義です。自身の経験を踏まえ、病棟で起きていることや感じたことについて講義してもらいました。
今札幌市に起きていること、コロナ病棟の現状、価値観の変化、仕事との向かい合い方、人間関係など我々も考えさせられることが多かった講義でした。

最後に【医療安全基礎】について医療安全対策室師長から講義がありました。安全に配慮した業務を提供するために私たちはどうしたらいいのか、どうしたら患者さんにより良いサービスを提供ができるのかグループワークを通して学びました。

 

今回の研修ではみなさん活発な意見交換ができていたようです。今回の研修で得たことを自部署に戻って活かせたらいいですね。縁の下の力持ちである看護補助者さんの皆様方、お身体を大切にしながら末永く一緒に働けることを願っています。明日からもよろしくお願いいたします!
(研修担当:S)