令和6年度 新採用者オリエンテーション技術研修(4/5・4/8)
4月1日入社式から続く1週間のオリエンテーションも終盤に入り、ここから1日半をかけて看護技術を中心にした研修となりました。新採用者・新人看護師たちは、看護学生時の実習から入社の現在まで期間が空いています。そのギャップを埋めて“ベッドサイド“を思い出すために演習を行いました。
4月5日
【自己紹介】
新採用者たちはアイランド形式で着席し、手前と奥側に立っている研修担当者から、まずはご挨拶をしました。
【バイタルサイン測定】
さまざまなシチュエーション作ってバイタルサイン測定を行いました。
その他、皮膚排泄ケア認定看護師から【皮膚ケア】について講義、【患者ポジショニングと除圧】、【オムツ交換】、【陰部洗浄】では演習を行いました。オムツの演習ではユニフォームの上からですが、実際に装着して履き心地を試してみました。
4月8日
【口腔ケア】
歯科医からは講義を、演習では歯科衛生士から指導を受けながら、お互いのケアをしました。マスクを外すケアなので、アイシールドを装着して行いました。
【患者の移送、移乗】
点滴をしているなど状況作りや、患者へ対するような声掛けも行い、現場さながらな演習を行いました。
講義や演習の中で、実際の話しが多く盛り込まれ、新人看護師たちのイメージ化につながったようです。患者役、看護師役両方を体験し、演習内容的にもすぐに現場で活かせるものとなりました。また、この研修期間で交流を深められたこともあり、なお良かったと思います。
新人看護師の1年が始まりました。この技術研修は看護教育委員が企画し行いましたが、今後は複数回のフォローアップ研修、MTKセミナーなど多くの学ぶ機会を準備しています。柔らかに、たくさんのことを吸収していってもらいたいと思っています。また、研修担当の先輩方もたくさん準備して、研修を企画し行っていきます。研修の受け手である新人看護師のみなさん、送り手である研修担当者・先輩の双方が、学びの1年としてがんばってもらいたいと思います。
<教育専従・N>